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画像石、画像磚とは
日時: 2010/12/08 12:29
名前: 来来中国   <nihon@188.com>
参照: http://www.lailaichina.com

画像石はおもに中国古代の絵画が刻まれた石材を言います。
 前漢末から後漢末にかけて山東省(さんとうしょう)を中心として盛んに行われました。
 宮殿・墳墓の前の祠堂(しどう)・墓室の壁・門柱などの構築に用いた装飾で、陰刻(いんこく)と陽刻(ようこく)があります。
 陰刻は山東省肥城県孝里舗の孝堂山(こうどうさん)の祠堂、陽刻は山東省西部の紫雲山の麓(ふもと)にある武氏(ぶし)石室が特に有名です。

 その画題は、墓の主の生活である耕作・狩猟・舞楽・宴会などの日常生活全般から神仙(しんせん)や老荘(ろうそう)伝説・歴史的説話・戦闘などにもおよび、鳥獣・車馬なども描かれていて、当時の生活・風俗・信仰・経済などを知る重要資料となっています。


画像磚(がぞうせん)は、石に対してカワラ(磚)につくられたものです。河南省が盛んです。
磚は、粘土を低温焼成したものであるが、形に着目した場合、大きくは方磚と条磚に分類できる。方磚とは、その名の通り表面が正方形の磚のことで、一辺が約40cm、厚さ7〜8cm程度の寸法が一般的である。条磚は、方磚を半裁したもので、したがって縦横比が1対2の形状の磚である。このほか、空心磚と呼ばれる中が空洞になった大きな磚も存在し、漢代の墳墓などに用いられた。
 また、色彩の観点から見ると、唐代以降は釉薬を用いて発色させた琉璃釉磚が出現する。これはいわゆる唐三彩の技術で、発色材に鉛を加えることによって緑・褐色・白・藍色に発色させたものである。北京の故宮にみられる九龍壁などをはじめ、基壇などにも用いられ、日本でも平城宮の東院などで出土している。
 さらに美術工芸的な性格の強いものとして、磚の表面に幾何学模様や動植物、あるいは人々の生活の様子などを型押しして描いた画像磚や、仏を彫り出した磚仏なども存在し、主として墳墓や仏塔などに用いられた。

メンテ

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