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★青島牛について
日時: 2010/08/21 18:38
名前: 来来中国
参照: www.lailaichina.com

青島・中国旅行社ご利用の年配の日本のお客様から、よく、昔の戦時中、「青島牛」が大変おいしかった。いまでも青島牛がありますかという質問があります。

たしかに、青島には「牛肉海鮮しゃぶしゃぶ」で、青島の牛肉がおいしいという評判がありますが、実はいろいろ調べると、厳密には、「青島牛」が存在しないです。
山東省内陸産の牛が、戦争中、青島港より出航したので青島牛と呼ばれました。同じ言葉は、「天津甘栗」「南京豆」も同じです。

青島牛については、下記資料をご参照ください。(一部抜粋。詳細資料は青島中国旅行社HP www.lailaichina.comへご請求ください)


青島守備軍支配下の食牛開発

河端正規

はじめに
T日本陸軍の占領地経営
1占領地の官営事業
2占領地経営の経済的基盤
U山東牛資源の開発
1分布と輸出
2 ;ドイツの青島屠獣場建設
V ;日本占領下の畜牛事業
1 ;占領地獣医警察体制
2 ;軍政期の屠獣場経営と輸出戦略
W ;日本における山東牛
1 ;兵食
2 ;内務省の山東牛輸入推進

はじめに
1914年11月対独戦争により日本はドイツの膠州湾租借地と山東鉄道を奪取した。1897年ドイツは同国宣教師殺害事件を契機として膠州湾一帯を占領、翌年3月膠州湾租借条約調印に成功し、99年間にわたる膠州湾租借権、山東鉄道敷設権、鉱産物採掘権等を獲得した。膠州湾を海軍省直轄とし、東洋唯一の軍事拠点とする保護領として軍政・民政を統括する総督を置いた。

U ;山東牛資源の開発
1 ;分布と輸出
満鉄によれば、山東牛とは原産地である河南、山西、四川、南部直隷省など
から一旦山東省に移入され、農耕使役中肥育された後、青島市場に出回り青島から輸出される牛1)であるという。しかし、実際には原産地から最大集散地の
済南を経て天津や山東角の芝罘からも輸出されており、青島港輸出に限定されたものではない。要するに日本人は山東省や隣接省から輸出されるものを山東
牛あるいは青島牛と称したと考えられる。

省内の飼養の多寡は農家稠密地域では山間磽角の戸数希薄よりも遥かに多い。済南、 州、済寧など人家稠密地方に多く山東角に向かうにつれ漸次減少する。また宗教上から回教徒地域も多い。具体的には耕地の多い済南、済寧

青島守備軍支配下の食牛開発

方およびこれら以西を第1とし、済南以東鉄道沿線地方、沂州、 州地方がこれに次ぎ、東部山東角の 州(平度、 県)、青州(昌楽、益都県)地方は前
。1915年当時山東省全域に60万頭飼養されていたとされ2者より甚だ少ない

青島軍政署の調査では、上記各地方から牛商の手を転々と経て山東省の市場へ現れ農民が購買した。1913年における青島屠獣場(ドイツ総督府経営)
の地方別屠殺牛は河南省70%、山西省10%、その他10%で山東省産牛は残り10%4)にすぎず同省は生産地でないことが判る。役用のため牡牛は殆ど去勢 。去勢によっされ、日独戦後の青島屠獣場の屠牡牛の99.5%は閹牛であった 性格が従順となり肥満が助長され食肉として佳味になるという。
輸出は、1898年芝罘港からロシアの租借地大連・旅順に向け行われた。
1903年の大連管内の総人口は約4.1万人(ロシア人は僅か7.6%)嚆矢である,これにロシア軍を加えても食肉消費量は多くはなかった。
山東牛は食用、また理想的な労働牛として肥育に適しており、遼東半島よりもむしろ沿海州に普及した。ロシア政府の植民政策や鉄道労働者投入、極東ロ
シア軍増派で人口が増加し、海上からウラジオストク及び同市を通過して各地域に陸歩輸送された。当初、芝罘港だけであった輸出港も天津、秦皇島、青島
港へと拡大していった。勿論、ロシア極東方面の食牛需要は山東牛だけではなく満蒙牛(満州牛・蒙古牛)や朝鮮牛がある。1913年中各地域から沿海州に
輸移入された牛肉量は、青島601,275、天津17,550、満州281,810、西シベリア13,803プード(1プードは約16.38kg)合計914,438プードである。青島・天津
が全輸入額の67.7%(うち青島65.7%)を占めたの対し、満州・西シベリアは32.3%に過ぎない。さらに同年の青島輸出量は沿海州4大都市中ウラジオスト
クが最大であった。バルビン駐在日本領事代理は、1913年のウラジオストク向け山東牛は26,330頭で、貨車積に換算すれば3,000車両を要し。

山東牛は極東ロシアにと300,000プードは4,000車両にも及ぶと述べている。

青島中国旅行社
メンテ

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